オジーオズボーンとは?
オジーオズボーンとは、メタルの元祖ともいえるバンドBlack Sabbathのフロントマンです。
彼がBlack Sabbath脱退後、ソロプロジェクトとして自分の名前を冠したバンド、オジーオズボーンを始動しました。
オジーオズボーンバンドとも呼ばれ、メンバーの個性が強くただのソロプロジェクトとは一線を画すものとなっています。
現在はBlack Sabbathに復帰しており、Black Sabbathの活動オジーオズボーンの活動どちらも精力的に活動しております。
パーキンソン病を患ったり死亡説が流れたりしていましたが、2020年12月現在オジーオズボーンの新作のレコーディング中です。
幅広いジャンルを取り入れ、新しいオジーオズボーンを見せてくれていますよ。
以下ではオジーオズボーンのソロプロジェクトバンドに在籍していた歴代ギタリストの特徴やプレイスタイルをご紹介します。
ランディ・ローズ(Randy Rhoads)
活動期間 | 約4年 |
性格 | 真面目 |
プレイスタイル | クラシック系メタル ハードロック |
ランディローズの加入から脱退まで
オーデションの勧誘を受けたところから始まるのですが、当時はQUIET RIOTのギタリストとして活動していたため断るつもりでいたそうです。
母などの助言により、オーディションを受ける決意をし、会場に行くとチューニングをしている最中にオジーからの合格報告を受けるという驚きの展開になりました。
ランディ・ローズによると、
オジーはオーラが凄かった
と話していたそうです。
BLIZZARD OF OZZ、DIARY OF A MADMANの2枚のアルバムに参加をし、その名をとどろかせました。
しかし、DIARY OF A MADMANツアー中に飛行機事故により25歳でこの世を去りました。
生前ランディローズは、クラシックをもっと学ぶため音楽学校に入学を希望していることを周囲に相談していたそうです。そのためオジーオズボーンからの脱退を申し出ていたとも言われています。
ランディローズのプレイスタイル
クラシックの要素を取り入れた、作りこまれたソロが魅力のギタリスト。
彼が作ったフレーズパターンは、今のギタリストも多く使用しています。そのため、今楽曲を聴いても古さを全く感じないです。
正直なところ技術はまだまだ粗削りに感じる部分もあります。
しかし、なぜか心を打たれる部分が多く不思議な感覚になりますよ。
全体的に暗めな印象を受けるフレーズが多いです。
オジーはランディローズの後任のギタリストにギターソロをあまり崩さないでくれと注文をしていることから、ランディのメロディーセンスの高さをうかがうことができます。
また、オジーはランディのことを「私が出会った中で最高のミュージシャンだった」とユーチューブ公式チャンネル「Mr.Crowley」のコメント欄で述べています。
ランディローズの使用機材
メインギターは
- Gibson Les Paul Custom
- Original Flying V type Polka Dot Finish
- Jackson Randy V
を使用しており、どれもランディローズの象徴とされているギターです。Jackson Randy Vは現在も製造されており、派生モデルも合わせてとても人気の高いギターですよ。見た目が派手なギターが多く、ステージ映えのするギターを好むようです。
Marshallアンプにディストーションをかけたジャリジャリとしたサウンドが特徴で、パワーあふれるサウンドを響かせていました。
ランディローズの参加音源
BLIZZARD OF OZZ
DIARY OF A MADMAN
ガツンと来るハイゲインなギターサウンドとクラシックを取り入れたギターソロが聴きどころです。
中でも
- Crazy Train
- Mr. Crowley
- Flying High Again
は特に人気がある曲で、素晴らしいギタープレイを堪能できる楽曲。現在でも人気です。
バーニー・トーメ(Bernie Torme)
活動期間 | 数か月 |
性格 | 真面目 |
プレイスタイル | ブルース ロック |
バーニートーメの加入から脱退まで
ランディローズの後任ギタリストとしてツアーに参加しましたが、本人はピンチヒッターの立場を取っており数公演演奏したら脱退するつもりでいました。
結果その通りとなり、すぐに脱退してしまいました。
突然の後任であったため準備期間が足りず、曲を覚えることで精いっぱいだったようです。
ランディローズの死去によりオジーの精神状態が悪く、バーニートーメ自身も満足のいくプレーができなかったと述べています。
ツアー中にバンドのケミストリーが高まっている手ごたえを感じたオジーから継続の依頼がありましたが、ソロ活動を優先するために固辞したという話もあります。
バーニートーメのプレイスタイル
ランディローズのフレーズを覚えて、再現に勤めていた印象。
70年代ロックのような、荒い歪みとコードをかき鳴らすスタイルが魅力です。
アドリブは少なく、あってもブルース的な短いフレーズを入れる程度にとどまりました。短いフレーズでもビブラートの掛け方がとてもきれいで、実力の高さが垣間見える場面もありました。
ギターボーカルとして活動していることもあり、多彩な姿を見ることができます。
正直なぜこの人がオジーオズボーンと一緒に演奏しているのだろうと思うほど、プレイスタイルがランディローズとかけ離れている印象です。
- Deep Purpleのイアン・ギラン(Ian Gillan)
- Twisted Sisterのディー・スナイダー(Dee Snider)
とバンド活動をするなど、有名シンガーとの共演が多いことから実力が認められています。
バーニー・トーメの使用ギター
Fender stratocastar(vintage)
Gillan時代から使用しているギターで、オジーオズボーンでも活躍しました。
オリンピックホワイトにローズネックの仕様です。
ピックアップはSeymour Duncan SSL-3 Hot Stratを使用しているものと思われます。
メインギターはFender製のストラトキャスターを使用しており、ホワイトボディにローズウッドネックの仕様が彼のトレードマークでした。サブのギターもストラトキャスターを使用しています。
Marshallアンプにビッグマフを使用しているようで、メタルというよりロック系のサウンドを鳴らしていました。
Jimi Hendrix のような太いファズサウンドでの演奏が特徴です。
64 Fender Stratocaster
オジーオズボーン在籍時にスペアとして買い与えられたもので、脱退後に結成するバンドELECTRIC GYPSIESではメインギターとして活躍しました。カラーはレイクプラシッドブルーに白のピックガードです。ネックはローズウッド。
ピックアップはSeymour Duncan SSL-3 Hot Stratを好んで使用しており、パワーを上げることと、ミドルを強く出す目的で使用しているものと思われます。
バーニー・トーメのアンプ
Marshall JMP 2203
使用アンプは特定できたのですが、セッティングまでは確認できませんでした。エフェクターの個性が強いので、エフェクターでの音作りの可能性があります。
バーニー・トーメのエフェクター
ELECTRO-HARMONIX Big Muff Pi
轟音といえるくらいの激しい歪みが特徴です。バッキングではジャージャーとすさまじいサウンドを鳴らしているのですが、ギターソロになると、Jimi Hendrixのような極太で気持ちの良いサウンドを聴かせてくれます。
バーニー・トーメと言えばBig Muffと言われるくらいに、特徴的なサウンドです。
参加音源
ブラッド・ギルス(Brad Gillis)
活動期間 | 1年数か月 |
性格 | 明るい |
プレイスタイル | 激しいアーミング ハードロック メタル |
ブラッドギルスの加入から脱退まで
バーニー・トーメの後任として加入。
サポートではなく実際のメンバーとしての採用であり、バーニー・トーメは早くバンドを離れたがっていたため予定よりも早いデビューになりました。
オジーはブラッドギルスのギタープレイをとても気に入っており、加入が決定した時にとても喜んでおりランディローズの死を乗り越えた時期での加入でした。
ツアーを終えたのち、自身のバンドNight Rangerのデビューが決まりそちらに専念したいとのことで脱退。
のちに自分はサイドマンはなくフロントマンとして活動がしたかったと語っています。
ブラッドギルスのプレイスタイル
激しいアーミングが特徴のプレイスタイルです。
クリケット奏法や、アームアップなどの今まで使用されてなかったアーミングテクニックを駆使してアーミングの可能性を広げたギタリストです。
当時ではほぼいなかったワイヤレスシステムの導入など、新しい機材や奏法を積極的に取り入れて個性を強く出している印象です。
オジーオズボーン在籍時は使用していたか不明ですが、メタルピックの使用者で独特な硬質なサウンドを鳴らしています。
ブラッドギルスの使用ギター
62 Fender stratocastar
兄の友人から譲り受けたギターで、自分好みに改造を加えています。
- ネック、ペグを黒、ボディを赤(車の塗装剤を使用)
- ワイヤレス回路を搭載
- ピックアップの変更 PJmarxプロトタイプ(ハイパワーでEMGピックアップのようなサウンドが出ます。ハイエンドの音がでるようにやすりで表面を削っています)
- 22フレット仕様への変更
- フロイドローズの搭載(Eddie Van Halen、Carlos Santanaに続き3人目)Gibson Les Paul Customと交換で入手
ベイビーという名前を付けています。
Fernandes Brad Gillis Signature Model
メインで使用している62 Fender stratocastarのサブ機として使用しており、メインギターと全く同じ仕様にセッティングしてあります。
ピックアップだけ違いがあり、Seymour Duncan製のものを搭載。リアピックアップはSH-4 です。
初期のNight Rangerのサウンドと同じ音がでます。
Gibson Les Paul Custom
ワイヤレス回路とフロイドローズを搭載したモデル。より太い音が必要な時に使用すると思われます。
フロイドローズと交換したものとは異なります。
オジーオズボーンやその前のバンドRubiconで使用。Night Rangerでは使用されていないようです。
Atomic Custom Guitars
Night Rangerでの活用がメインで、星条旗のペイントが施されています。
62 Fender stratocastarとほぼ仕様が同じで、Seymour Duncan製のピックアップを使用。ワイヤレス回路も搭載しています。
その他
Kramer製のギターや青系の配色で22フレット仕様のPaul Reed Smith製のギターも使用していたことがあるようですが、使用期間が短く詳しい情報が出てきませんでした。
ブラッドギルスの使用アンプ
Mesa/Boogie Dual Rectifier
2チャンネル仕様の初期型のものを使用しています。
BASSを上げ気味TREBLEを絞り気味に設定して演奏をしています。2台用意してあり、セレクターを使用して切り替えができるようにしてあります。
2台とも同じ設定にしているため、故障した時のための保険として用意してあるものだと思われます。
TREBLEを絞っていますが、機械的な高音が強めのサウンドに感じます。ジャリジャリとしたサウンドが特徴です。
ブラッドギルスの使用エフェクター
チューナー
KORG pitchblack
アンプの上においてあり、ステージ上に登場はしていません。ギター・テクが使用している可能性があります。
BOSS TU-2
足元においてあるエフェクターです。暗いステージでも見やすいこと、独特なバッファー音を狙って使用しているものと思われます。
ディレイ
BOSS DD-7
- E.LEVEL14時
- F.BACK8時
- D.TIME11時
- MODEは3200
に設定して使用しています。
マルチエフェクター
オーバードライブ、コーラス、ディレイとして使用しており、ステージ裏でギター・テクが操作して音を切り替えています。
つまみは
- PREAMP STACKモード
-
- GAIN15時
- BASS14時
- MIDDLE11時
- TREBLE12時
- FX1
-
おそらくT.WAHDOWNモードでつまみが左から10時、10時、13時
- FX2
-
おそらくBOOSTモード
- BASS0
- MIDDLE10時
- TREBLE9.5時
- OD
-
DISTORTIONモード
- DRIVE16時
- TONE11時
- MOD
-
CHORUSモード
- UPPER11時
- LOWER13時
- LEVEL13時
- DELAY
-
100~600でTIME14時、FEEDBACKほぼ0、LEVEL13時
- PEDAL
-
WAHに設定して使用しています。
ブラッドギルスの参加音源
ジェイク・E・リー(Jake E. Lee)
活動期間 | 約4年 |
性格 | クール |
プレイスタイル | 激しいリフ 速弾きメタル |
加入から脱退まで
ブラッドギルスの後任として加入しました。新ギタリストはツアーにも参加していたGeorge Lynchで決定しかけていましたが、ジェイク・E・リーの出現により方針を変更することとなりました。
Bark at the Moon、The Ultimate Sinの2作に参加をしました。
契約問題やオジーとの性格や音楽性が合わないことで関係がこじれ、クビという形になってしまいました。
その後、ザックワイルドの後任として復帰の打診がありましたが断っています。
最近では
今オジーと仕事をすればいいものを作れる
と発言するなど、雪解けが見えています。
ジェイク・E・リーのプレイスタイル
技術がとても高く、複雑で速いフレーズを弾きこなすギターヒーローと呼べるギタリスト。
超ワイドストレッチのフレーズを演奏したりと、ステージ映えを意識したプレーも魅力です。
耳に残る印象的なリフ、変則的なチューニングなど音楽性が幅広く、演奏能力だけでなく作曲能力も高い印象です。
ピアノも演奏できるので、激しいメタルだけでなく繊細なフレーズを作る能力にも長けています。
ジェイク・E・リーの使用機材
Fender stratocastar(Charvelモディファイ)
在籍当時はハムバッカーを搭載したストラトキャスターを使用。
元はFender製でしたが、Charvelの工房に持ち込み大幅な仕様変更をしました。
その際にヘッドのロゴもCharvel に変更しています。白いボディに黒のピックガードというカラーリングです。
Marshallに、コンパクトエフェクターをつないで自分で操作をしています。BOSS製のエフェクターが多く、王道なエフェクターが多い印象です。
後にFernandesやCharvelからシグネチャーモデルが発売されました。
ジェイク・E・リーの参加音源
Bark at the Moon
The Ultimate Sin
中でも
- Bark at the Moon (アマゾンプライム会員なら無料で聴ける)
- Secret Loser
- Shot in the Dark
が特に有名。
テンポや曲調が違う幅広い名曲を生み出しています。
速弾きやヘヴィーなリフに特徴があり、耳に残りやすい印象です。ハードロックというよりメタル色が強い楽曲が多いです。
ザック・ワイルド(Zakk Wylde)
活動期間 | 約20年 |
性格 | 豪快 |
プレイスタイル | ハードロッ メタル |
ザック・ワイルドの加入から脱退まで
オーディションを受け、ジェイク・E・リーの後任として加入しました。
加入当時は細身でどことなくランディローズを思わせるきれいな外見をしていました。キャリアを積むにつれて、ひげや筋肉量が増加しプロレスラーのような見た目になりました。名前の通りワイルドな見た目です。
何度か加入脱退を繰り返しており、脱退のたびに新プロジェクトを立ち上げています。新しことがやりたいからという理由や、オジーの妻でありプロデューサーであるシャロンとの確執などが原因でバンドを離れているという噂もあります。
歴代ギタリストの中でも1番在籍期間が長く、脱退をした今でもツアーに参加するなどオジーオズボーンの活動は続けています。
ザック・ワイルドのプレイスタイル
ペンタトニックをメインとした力強いピッキングから出る大迫力サウンドが持ち味です。
揺れ幅の大きいビブラートやピッキングハーモニクスも特徴で、彼の代名詞といわれています。
現代版ランディローズともいわれており、ランディローズのプレイを継承しつつ次のレベルに引き上げたと評価されています。
最近では、ダウンチューニングを用いた重厚感のあるサウンドでプレイする機会が多いです。
ピックとほかの指を使い演奏するチキンピッキングも得意技です。
ザック・ワイルドの使用機材
- Gibson Les Paul Custom
- Gibson Zakk Wylde ZV Bulls Eye
- Zakk Wylde Gibson Bullseye Flying V
- Epiphone Zakk Wylde Graveyard Disciple
- Wylde Audio製ギター
- DEAN RAZORBACK
メインギターはGibson Les Paul Customで、トレードマークであるBulls Eyeペイントのものや、瓶のふたをたくさん打ち付けているモデルなど有名ギターがたくさんあります。ゆかりのあった人物のモデルを使うこともありDimebag Darrellやランディローズのモデルを使用します。
MarshallアンプにMXR製のシグネチャーエフェクターを使用しています。オーバードライブ、コーラス、ワウペダルが販売されています。
ザック・ワイルドの参加音源
No Rest for the Wicked
No More Tears
Ozzmosis
Down to Earth
Black Rain
ギターだけでなく、キーボードを担当することもあります(Black Rain)。
通常のチューニングからダウンチューニングまで時期によってサウンドが変化しており、どのアルバムでも個性があり楽しむことができますよ。
有名な曲は
- Miracle Man
- Crazy Babies
- Mama, I’m Coming Home
- Perry Mason
- Dreamer
- I Don’t Wanna Stop
などで、きれいな楽曲から激しい楽曲、ダウンチューニングを駆使した楽曲まで幅広く名曲を生み出しています。
ライブ音源
- Just Say Ozzy
- Live & Loud
- Live at Budokan
特徴をよく表しているのはライブ音源だと思います。ハーモニクスやビブラート、ピッキングの強さなどをより鮮明に聴きとることができますよ。
ジョー・ホームズ(Joe Holmes)
活動期間 | 約5年 |
性格 | 真面目 |
プレイスタイル | 重厚感のあるロック、ハードロック |
ジョー・ホームズの加入から脱退まで
ザック・ワイルドの脱退に伴いオーディションで加入しました。ランディローズに教えを受けていたということもあり、演奏法もランディローズ譲りな部分があるギタリストです。
Down to Earthの収録楽曲の制作に携わっていましたが、ザック・ワイルドの復帰が決まり脱退という形になってしまいました。
オジーは
楽曲制作がうまくいかなかったから
と脱退させた理由を語っています。
ジョー・ホームズのプレイスタイル
重く輪郭がはっきりしているサウンドが特徴です。
原曲を忠実に演奏する傾向があり、オジーオズボーンでは個性を出しすぎないようにしている印象です。
オジ―オズボーン以外の活動では、グランジやヘヴィロック系の音楽を演奏しています。コードを感情のままにかき鳴らし、オジ―オズボーンでの演奏とは全く違う姿を見せてくれます。
中、低音域に個性があるサウンドで、バッキングでも若干ハーモニクスがかかっている音が出る時があります。
ジョー・ホームズの使用機材
Fender stratocastar
メインはストラトキャスターで、リアピックアップをハムバッカー、ブリッジをフロイドローズに変更しています。
フロイドローズの音が好きという理由で装着しており、アームを使ったプレイはおこなわないギタリストです。
ボディの傷が良い味を出しており、渋い見た目のギターです。色はサンバースト。
アンプはMarshallを使用しており、エフェクターはワウペダルやコーラス系のエフェクターを足元に設置しています。
その他のサウンドはラックシステムを導入しており、裏で操作してもらっています。
ジョー・ホームズの参加音源
- Ozzfest Live
- Prince of Darkness
この2作品に参加しています。どちらもライブ音源で原曲に忠実なプレーを聴かせてくれます。重厚感のある太いサウンドが印象的です。
ガス・G(Gus G)
活動期間 | 約8年 |
性格 | 真面目 |
プレイスタイル | 技巧派メタル |
ガス・Gの加入から脱退まで
ザックワイルドのバンドBLACK LABEL SOCIETYの楽曲と似ているものが多くなってきたことを理由にザックワイルドとの契約を解除し、後任として加入。
新しい風を吹き込むためのギタリスト変更でした。
アルバムSCREAMの制作やツアーでもしばらくオジ―オズボーンでの活動を続けてきました。しかし、2017年からツアーギタリストがザックワイルドに戻り、2020年発売のアルバムOrdinary Manにも参加しておりません。
ガス・Gのプレイスタイル
現代メタルのサウンドを軸とした、まるで機械のように正確な演奏が魅力のギタリストです。オジーオズボーンではダウンチューニングをメインとしており、ザックワイルドとは一味違ったサウンドを奏でます。
マシンガンのような速弾きをしていたと思えば、感情のこもったギターソロを演奏するなど、ただうまいだけではなく個性が感じられるギタリスト。
最大4バンドを掛け持ちした経験があり、ライブ経験が豊富なギタリストです。
ガス・Gの使用機材
- Jackson Gus G. Star
- ESP GUS G. EC
- ESP GUS G. NT
- ESP GUS G. FR
すべてシグネチャーモデルです。
GUS G. ECをサウンドハウスでお取り寄せ
メインギターはJackson Gus G. Starで、ESPモデルは契約が切れているため、以前使用していたものです。
中低音が豊かな音がするギターで、音の立ち上がりが早く速弾きがしやすいギター。
カラーバリエーションが数種類あります。
最近ではアームを使用したプレーが少ない印象で、Jackson Gus G. Starはアーム付きモデルが発売されていません。
アンプはBlackstar製のアンプを使用しており、エフェクターはBBE製のシグネチャーオーバードライブなどを使用しています。中音域が強い印象です。
以前はBlackstar製のシグネチャーエフェクターも発売されていました。
ガス・Gの参加音源
オジーオズボーンの歴代ギタリストまとめ
いかがでしたか?今回はオジーオズボーンの歴代ギタリストとプレイスタイルを紹介しました。
2020年オジーオズボーンは新作のレコーディング中ですが誰が演奏するのか気になるところです。
新たなギターの才能が次々出てくるオジ―オズボーンから、まだまだ目が離せません。
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