CS550とは?
マクソンは「BOSS」と並ぶ定番エフェクターメーカーです。
CS550とはアナログコーラスのことで、昔ながらの定番のコーラスサウンドから、トレモロサウンドまで幅広い音作りが可能です。
CS550は新しくモデルチェンジされ、現在販売されているモデルはトゥルーバイパス使用となっているため、接続してもギターの原音を損なうことがありません。
MAXON/CS550のスペック
商品名 | CS550 |
メーカー | MAXON |
概要 | アナログコーラス |
特徴 | Blend機能 |
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MAXON/CS550の使用アーティスト
CS550はギタリストのCharさんが1995年プロデュースして作られたエフェクターとして有名です。
プロのベーシストも使用されていて、「ポルカドットスティングレイ」のウエムラユウキさんも使用されています。
MAXON/CS550の音質や特徴
CS550は「SPEED」「DEPTH」「D-TIME」「M-LEVEL」の4つのつまみがあります。
それぞれつまみを調節すると幅広い音作りが可能です。
特徴1 幅広く音作りができる
そのため、どんなジャンルの音楽にも馴染むことができます。
また、エフェクトをかけると音の太さが増すので、歪と併せて使うことでより迫力のある音出すことができます。
特徴2 コーラスには珍しいBlend機能搭載
また、コーラスには珍しくCS550本体の側面に「M-LEVEL」という原音とエフェクト音のミックス具合を調節できるつまみがあります。
このBlend機能により、「深いコーラスサウンド」から「クリーンに少しだけかける」ような柔軟な使い方が可能です。
特徴3 ベースでも使用可能
CS550は音痩せが少なく、トゥルーバイパス仕様なのでベースでも原音を損なわず問題なく使用できます。
ベース専用のコーラスだと「きらびやかさがない」「もっと深くコーラスをかけたい」など不満を感じてい方も、一度CS550を試してみると理想の音作りができるかもしれません。
MAXON/CS550のデメリット
実際に使用してみて、「使いづらいな」と思った点があるので紹介します。
筐体が大きい
まずエフェクター自体が大きいということです。
BOSSのエフェクターと比べても、約1.5倍近い大きさがあります。
そのため、エフェクターボードを圧迫するので、組み込む場合はエフェクターの量を減らすか、エフェクターボードを大きな物に変える必要があります。
エフェクターボードはペダルトレインがおすすめ
M-LEVELのつまみが小さい
エフェクター側面に存在する「M-LEVEL」のつまみが小さいため操作しづらいです。
また、エフェクターボードに組み込むとCS550の上に他のエフェクターを置くとより「M-LEVEL」のつまみが操作が難しくなるので、音作りの際にストレスを感じるかもしれません。
初期型は駆動形式が10V
CS-550の初期型のモデルは駆動形式が「10V」と少し特殊で付属の専用のアダプターが必要です。
多くのエフェクターと同じ様に「9V」で使用すると音質に影響が出るかもしれません。
もし、中古で初期型のCS550を購入される場合は注意しましょう。
MAXON/CS550の使い方やセッティング
ここからは、おすすめのセッティングを紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
クリーンではD-TIMEを上げる
クリーンで使用するときは「D-TIME」を3時ぐらいまで上げると、よりコーラスの掛かり具合が深くなるのでCS550特有の「煌びやかさ」が際立ちます。
歪みと併用する場合はD-TIMEは控えめに
ディストーションやオーバードライブと重ねて使うときは「D-TIME」は9時ぐらいと控えめに使用しています。
「D-TIME」を上げすぎると、音の広がりや音圧を稼ぐことはできますが、コーラス特有の「音のうねうね」が強くなるため、耳障りな音となってしまう印象です。
それでも、CS550を歪みと併用すると少し古臭い「ハードロック」な音を作ることができます。
ベースで使うときはM-LVEVLを少し下げる
CS550は音痩せが少ないためベースでも使用できますが、「M-LVEVL」をフルテンで使用すると音量が少し上がるので、バンドのアンサンブルが崩れてしまうかもしれません。
そのため、ベースの本来の音量を確かめつつ「M-LEVEL」を調節して使用することをお勧めします。
しかし、「ベースソロでCS550をかけたい」という方は、逆に「M-LEVEL」をフルテンの方が良いかもしれません。
MAXON/CS550と似している同価格帯の機材と比較
BOSSのCH-1と比較
やはり、よく比較されるのはBOSS製のコーラスではないでしょうか?
BOSSの定番コーラス「CH-1」と比較してみると、やはりアナログとデジタルの違いがあり、CH-1は「デジタルで揃った音」が出ている印象です。
また、CS550の特徴である「D-TIME」「M-LEVEL」といったつまみがあるので「CS550にしか出せない音」があります。
どちらのエフェクターも「好み」だと思うので、是非実際に試奏すると良いでしょう。
MAXON/CS550を実際に使った感想
CS550を使うと、音圧が出るようになるので「歪みにもう一味つけたい」というときに使っています。
エフェクトをかけると少し古臭い「ハードロックな音」になりますが、それがまた気持ちよくソロを弾くスパイスとなり、好みの人にはたまらない音だと思います。
また、「M-LEVEL」のつまみのセッティングがCS550の肝となっています。
「M-LEVEL」を絞りすぎると、「コーラスがかかってないのでは?」と思うくらい薄くかけることができるので、曲やバンドのアンサンブルを考えながら調節しましょう。
そして、ベースで使用しても音の太さがかわらないので、「飛び道具として」「スラップに一味つけるため」など様々な使い方ができるので、多機能なエフェクターだと実感しました。
MAXON/CS550はこんな人におすすめ
初心者からギター歴が長い人までの全ての人におすすめです。
最近のメタルなど「冷たい音」が必要な音楽とは相性が良くないですが、それ以外のジャンルであれば問題なく使用できるでしょう。
「今持っているコーラスよりきらびやかで優しい音が欲しい」という方にはうってつけのエフェクターです。
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